2017年度

清掃工場だより 5月号

清掃工場だより 5月号

 季節は春。入学、入社、人事異動など、新生活スタートの季節です。 
清掃工場を運営する「多摩ニュータウン環境組合」も、4月に6人の職員が交代し、新たな顔ぶれで平成29年度を迎えました。 

 この原稿を書いている私も、4月から仲間に加わらせていただいた職員の一人です。3月までは、多摩市のごみ対策課で、ごみの減量、資源化を進める仕事、「ごみを出さずに資源として有効に使う」取り組みをさせていただいていましたが、これからは「ごみを安全に適正に処理する」ことへ“ごみつながり”ではありますが、少し仕事の内容が変わったかなと感じています。 

 ただし清掃工場でも、「資源化」の視点を持ってごみの処理を行っています。処理の過程で出る鉄やアルミの資源活用をはじめ、ごみを燃やして生じるエネルギーの利用、焼却灰をエコセメント原料として活用すること、特に以前は最終処分場に埋め立ててきた「不燃残さ(不燃ごみなどから鉄やアルミ等を選別した後に残る細かなガラス、陶器など)」も、今はさらに選別、焼却しエコセメント原料として活用するなど、資源としての有効利用を進めています。 

多摩清掃工場の放射能等測定結果一覧の更新

多摩清掃工場の放射能等測定結果一覧の更新

多摩清掃工場の放射能等測定結果一覧(平成29年度多摩清掃工場周辺大気における空間放射線量率等測定結果、多摩清掃工場敷地境界における空間放射線量率測定結果)についてを追加及び更新しました。 

詳しくは 
放射能等測定結果一覧 
をご覧ください。

清掃工場だより 4月号

清掃工場だより 4月号

「蛍光灯とLEDの比較について」 
 寒い冬も終わり暖かい春がやってきました。 
 平成26年4月1日 「清掃工場だより」4月号の「節電について」の続編を書かせていただきたいと思います。私の家では電気代を抑えるために蛍光灯からLEDに交換しました。機器の交換でどれくらい電気代が変わるの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんので、まず蛍光灯とLEDの違いを説明いたします。 
蛍光灯とLEDの大きな違いは 
(1)ON/OFFによる寿命の変化(2)寿命(3)消費電力にあります。 
(1)ON/OFFによる寿命の変化について、蛍光灯は点灯する際に高電圧が発生するので、フィラメントに負荷がかかり、点灯するたびに約1時間もの寿命を消費します。LEDについては、ON/OFFを繰り返しても半導体を使用しているため、フィラメントのような高抵抗の部材が無いため、寿命を縮めることはありません。家のトイレ等短時間でON/OFFを繰り返すところでLEDを使用すると照明機器が長持ちします。 
(2)寿命についてLEDは約4万時間(1666日)、蛍光灯は約1万2千時間(500日)となります。