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清掃工場だより 11月号
「3つのR」
2018年10月、本庶佑(ほんじょ たすく)京都大特別教授のノーベル医学生理学賞受賞が決まりました。
本庶教授は、研究への取組み方として「6つのC」を大切にしていたそうです。
それは英語で「好奇心(Curiosity)」、「挑戦(Challenge)」、「集中(Concentrate)」、
「勇気(Courage)」、「確信(Confidence)」、「継続(Continuation)」の頭文字からきています。
既に多くのメディアで報道され、「6つのC」はご存知の方も多いと思いますが、皆様は「3つのR」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
これは環境にやさしい社会へのキーワードで①リデュース(ごみを減らそう)、②リユース(くり返し使おう)、③リサイクル(資源として活用しよう)の頭文字であるRからきています。
この言葉だけ聞くとなんだか最近の取組みのように聞こえますが、実はこのリサイクル江戸時代では当たり前の取組みでした。現代のようになんでも簡単に手に入れられる時代ではありません。壊れたものは直して使用しリサイクルしていたのです。
現在は江戸時代の意識とは異なりますが、CO2の削減、資源やものを大切に使う循環型社会をつくりあげるため、この3R(リデュース、リユース、リサイクル)を合言葉に毎日の生活を見直してみましょう。