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最近、ごみ処理施設等において、小型充電式電池(リチウムイオン電池等)からの発火が原因と見られる大規模な火災事故が多く発生しています。その影響でごみ処理施設が稼働できなくなり、ごみの収集も一時期おこなわれなくなった自治体もあります。
リチウムイオン電池等は、衝撃や圧迫を加えると発火することがあり、可燃ごみや不燃ごみと一緒に清掃工場へ搬入されると、施設内での発火、更には火災につながる危険性があります。
現在、多摩清掃工場においてもリチウムイオン電池等を含む製品を原因とする多くの発火事例が発生していますが、炎検知器で発火を感知して、散水設備で延焼を防ぐ対策をしています。
清掃工場が火災になり、ごみの受入れができなくなってしまった場合、皆さんの生活にも多大な影響が生じることとなるため、リチウムイオン電池等の分別徹底をお願いします。
なお、リチウムイオン電池等の処分方法は、自治体ごとの捨て方に従うか回収協力店舗にあるリサイクルボックスを利用しましょう。
今年の夏も大活躍中のハンディファンもリチウムイオン電池を使用しているので、処分には十分注意をお願いします。