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清掃工場だより4月号

3月、4月と言えば、卒業、入学、異動、転勤、引越し、入社、退職など、皆さんの周りでも大なり小なり環境が変わる季節かと思います。新しい出会いや成長のチャンス・・・私にはとっては花粉の季節でもあります。(泣)

ところで、なぜ日本は4月から新年度が始まるのでしょうか。ふと気になったので、インターネットで調べてみました。外国の新年度は、アメリカが10月1日、ドイツ・フランスなどヨーロッパの国々が1月1日、イギリスやカナダは日本と同じ4月1日のようです。

日本の会計年度の始まりが4月となったのは明治19年からで、米を年貢として納めていた時代から明治になり、現金で納税するスタイルに変わったため、農家が秋に収穫した米を現金化して納税し、それを国が確認して予算を組むというプロセスが必要になったからという説が見つかりました。

 ふむふむ。なるほどね~と思いながら、さらにインターネットで調べると、年度に関する法制度がなかった明治時代は、国の赤字を解消するため、次の年の予算を前の年に繰り上げ4月始まりになったという説もありました。明治6年度までは1月が、明治8年度から10年度までは7月が始まりだったようです。

 へぇ~と思いながら、国によって始まりが異なる理由としては、風土に根付いた前者の説の方がいいなー、などと一人勝手に納得していました。

理由はさておき、日本の始まりの季節としては、1月の寒い季節より桜が咲き草木が芽吹いてくる春が日本人には馴染みやすいようにも思えます。

昨年度は電気火災事故の対応などに追われた1年でしたが、今年度は気分一新、新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。