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多摩清掃工場での火災発生について(第2報)

 日頃より、地域の皆様方には、多摩清掃工場の運営に関しまして、ご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
令和5年12月15日(金)多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場において発生した電気設備火災の続報をお知らせいたします。

1 被害及び応急復旧の状況
※12月19日現在、電話、FAXはつながりません。

被害及び応急復旧の状況
施  設 被害状況(12月18日時点)
ごみ焼却施設 外部からの電力供給が止まっているため、主要な機器が作動しない状況。
臭気対策のため脱臭ファンを稼働。
不燃・粗大ごみ処理施設 復旧
(安全確保のため破砕機の運転は中止)
計量棟 応急復旧
管理棟 照明などの一部の電源は回復したものの、電話交換機、エレベーターが停止。空調設備は一部使用可能
リサイクルセンター

照明などの一部の電源は回復したものの、エレベーター設備が停止。空調設備は一部使用可能
※12月25日(月)までは臨時休館予定

※4台の発電機を確保し、仮復旧の電源としています。

2 ごみ処理応援の依頼など
 ごみ焼却施設が停止し、不燃・粗大ごみ処理施設も一部の機器が運転できない状況です。可燃ごみについては、12月18日(月)から構成市の八王子市のごみ処理施設での処理を開始しました。なお、期間は調整中です。不燃ごみについては、多摩清掃工場で受入しています。粗大ごみについては、町田市・多摩市エリアは多摩清掃工場で受入しています。なお、八王子市エリアについては、八王子市のごみ処理施設で受入を開始しました。

3 火災原因の調査
 12月18日(月)に消防署による火災原因の調査が実施されました。
 火元は焼却棟変電室内変圧器で、発火原因は調査中です。

4 今後の見通し
本格的な復旧に向けて、電力の確保、焼損した変圧器の交換に取り組みます。
なお、ごみ焼却施設の焼却炉、ボイラー等は、突然停止したため損傷している可能性があり、被害状況について、詳細な調査を開始しました。