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清掃工場だより8月号

 

リチウムイオン電池を含む製品の分別を・・・

 

 リチウムイオン電池が原因となるごみ収集車や処理施設での火災が急増しています。リチウムイオン電池を含むモバイルバッテリーや加熱式の電子たばこなどの急激な普及が主な要因とみられます。この電池には、可燃性の電解液が使われていて、ごみ処理の過程で押しつぶされると内部でショートし、発火する恐れがあります。

ごみ収集車や処理施設が火災になると修理のための多大な費用や、施設の復旧に時間がかかり、ごみの処理ができなくなってしまいます。

 リチウムイオン電池を含む製品を捨てる際は、可燃ごみ・不燃ごみとは一緒にしないようにし、各自治体の指示に従って分別することや電池を使いきってから捨てるようにしましょう。

 また、リチウムイオン電池等の充電式電池には、色々な金属資源が使われていて、リサイクルすれば資源の有効活用ができます。多摩市・八王子市・町田市では、有害ごみとしてリチウムイオン電池を回収し、資源の有効活用を行っています。

 貴重な資源をリサイクルするため、処理施設等での火災防止のため適正な処分にご協力をお願いいたします。