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清掃工場だより6月号

 

 

多摩清掃工場では、毎月1回、第3水曜日に「クリーンアップ」と称して、清掃工場周辺と唐木田駅までの道路を清掃しています。清掃はもちろんですが、今の季節はタンポポの黄色や青空に映える新緑など、景色を楽しみながらごみ拾いができます。以前と比べるとたばこの吸い殻は減ってきていますが、ごみ拾いをしているとまだまだ目につきます。令和3年度に「クリーンアップ」で集めたごみ量は「76kg」でした。

私は最近知ったのですが、海洋プラスチックの80%以上が海で発生したものではなく、陸から発生して海に流出したものと言われています。環境省の「海洋ごみ発生抑制対策等事例集」では「捨てにくい「場」づくり」がごみの散乱防止対策として記載されていました。確かに、ごみのよく落ちている場所は、見通しが悪く草が茂っているところが多い気がします。花の咲いている所にポイ捨てはできないですもんね。

さて、多摩清掃工場では、この毎月の「クリーンアップ」のほかに、年末にも「唐木田クリーンアップ作戦」として、唐木田駅を中心に周辺道路や公園を近隣の事業所の方などと一緒に、ごみ拾いするイベントがあります。興味がありましたら、皆さまも是非ご参加ください。