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清掃工場だより10月号
落ち葉の処理と焼芋
私のこの時期楽しみは、朝自転車で子供を送ったあと、出勤するときの周りの景色です。そろそろ色づき始めた広葉樹の変化を楽しみにサイクリング通勤しています。また、多摩清掃工場の内外にも色々な木々があり、目を楽しませてくれます。
さて、風情があるのは喜ばしいですが、大変なのはその後の落ち葉の処理です。昔祖父の家で落ち葉を集め焚火をおこし、焼芋を作ったのはいい思い出です。しかし、昨今、焚火をするのは中々難しい世の中なので落ち葉はどう処理すればいいのでしょう。
構成市の3市ではこのようになっています。
・八王子市:可燃ごみ(透明・半透明の袋、一度に45ℓで2袋まで)
・町田市:可燃ごみ(透明・半透明の袋で、1 回最大45ℓ袋で90 ℓ相当まで)
・多摩市:可燃ごみ(中の見える袋、一度に45ℓで3袋まで)
このように可燃ごみとして多摩清掃工場に運ばれてきます。焚火と清掃工場の処理では両方とも燃やすことに変わりはありません。しかし、清掃工場での処理はダイオキシン類の発生を抑えたり、有害なガスを分解したりする仕組みがあるため、焚火より遥にきれいな排ガス処理となります。
なんだか焼芋が食べたくなってしまい、清掃工場の熱で焼芋が作られたら一石二鳥なのに、と思ってしまいました。どこかにそんな清掃工場があればいいですね。