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清掃工場だより6月号

コロナの流行る以前なら今頃は施設見学で多くの小学生が訪れる季節になります。人流抑制で自粛生活が続いてますが、清掃工場だよりは多くの方に清掃工場を知ってもらう機会なので、施設見学の時に聞かれた味わい深い質問を紹介します。

Q1『ごみは時速何キロで動くの?』
A1『ごみがどれくらいの時間で処理が出来るのという質問だと思います。答えは、投入口に入れてから灰のピットまでかかる時間はでおよそ4~5時間程度です。質問をそのまま答えると、焼却炉の長さは15m程度で、灰を運ぶコンベヤが50mくらいなので、時速に換算すると時速13~16mになります。改めて見るとずいぶんゆっくり進むんですね。』

Q2『収集車1台分(2トン)はどれくらいの時間で燃えるの?』
A2『約14分です。結構早いですね。
(1日200トンの処理が出来るので1台を2トンとすれば14.4分の計算となります)』

いかがでしょうか。子どもならではの視点で考えた鋭い質問だと感じました。ぜひいろいろな方に工場を知ってもらいたいと思います。緊急事態宣言の期間中は新規の受付を停止しましたが、それ以外は新型コロナウイルス感染症の対策を行いながら見学は行っています。