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清掃工場だより4月号

 桜が咲き始め、穏やかな春の日差しを感じられる季節となりました。この時期は、引っ越しなどの身辺整理で何かとごみが増える時期だと思います。
 ごみをしっかりと分別・減量していくため、私たちの環境に対する「意識」を変えていくことが何よりも必要であると感じます。しかし、一体どうしたら自分自身の意識を変えることができるのか、イメージ出来ない方が多いと思います。
 私自身は、多摩清掃工場に勤め始めてから、少しではありますが、環境に対する意識が変わってきたなと感じています。なぜなら、現場を知ることができたからです。ガタンと聞こえるごみの処理音、鼻の奥まで行きわたるごみの臭い、そして懸命に作業されている現場の方々。このような現場の雰囲気を通して、私は、ごみの処理がどれほど大変な事なのか実感できました。
 その結果、私は、ごみを捨てる前に、一度「本当にその捨て方で良いか、まだ使えるものはないか」と考える習慣がつくようになりました。
 皆さんも、多摩清掃工場に見学にお越しいただければ、現場を見ることで、きっと自分自身の意識の中に何か変化があると思います。是非、見学にお越しください!