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清掃工場だより「ざんねんなポイ捨て、歩きたばこ」

 「ざんねんないきもの事典」という本はご存じでしょうか。すごい能力を持った動物がいる一方で、「どうしてそうなってしまった!」という動物の能力を紹介してくれる本です。例えば、「シマリスのしっぽは簡単に切れるが、再生しない。」「ワニのあごを開く力は、おじいちゃんの握力に負ける」など、とても興味深く読んでいます。残念とは思いつつも、何か愛らしい所を感じてしまいます。
 人間では、ポイ捨て、歩きたばこをしている人を見ると、残念だなと思ってしまいます。特にたばこの火は800℃にもなるので、歩きたばこの火が子どもの顔付近に当たってしまい、やけどをしてしまうことがあるそうです。ごみのポイ捨てについても、プラスチックが細かく砕かれた、マイクロプラスチックが海に流れてしまい、新たな問題となっています。
残念とは”念が残る”と書きます。捨てた人の念、捨てたごみを見た人の念、はたまた捨てられたごみ、たばこの念が残っているのではないでしょうか。「人、物」を大切にし、ざんねんなこと、ざんねんな行動が減る世の中にしていきたいです。まずは私のざんねんな体型から・・・。