掲載日
清掃工場だより「梅雨時期の生ごみ対策出来ていますか?」
(食品ロス対策出来ていますか?)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の関係で、国の緊急事態宣言が発令され、自宅で過ごす時間も多くなりました。そんな中、これからはじまる梅雨の時期。雨が降り続く梅雨の時期は、じめじめとした空気に気分までどんよりしてしまいがち。そんなどんより気分に拍車をかけるのが、キッチンの生ごみ臭ですよね。湿気の多い梅雨時期は、生ごみがあっという間に腐って悪臭を発してしまいます。キッチンの臭いをなくす一番の方法は、臭いの発生源である生ゴミそのものを減らすことです。日本の食品廃棄物は年間2,759万トン、そのうち食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間643万トンと推計されており、日本人1人当たりの食品ロス量は年間約51キログラムといわれています。そして、その大半は一般家庭から発生しており、一人一人が「もったいない!」を意識して、日頃の生活を見直すことが重要です。
大切なのは、料理を残さないこと、食材を買いすぎないこと。とくに梅雨時期はカビが生えやすく、買ったまま使わないうちに傷んでしまうことも。そのまま生ゴミになるのを防ぐためにも、まとめ買いは控えましょう。食べる分だけ購入し、食べられる量の料理を「残さず食べる」ことが食品ロス(生ゴミ)を減らす近道です。それでも出てしまう生ごみは、とにかく水分を切っておくことが大切です。水分を切ることでごみの減量や臭いを緩和することが出来ます。
未来へ向けて良好な地球環境を将来の世代に引き継ぐためにも、みなさんの「ごみ減量」へのご協力、よろしくお願いいたします。