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清掃工場だより12月号

最近我が家でごみの出し方について気になっているものがあります。それは加熱式たばこです。いろいろな種類が出ていて、うちには5個ほどあり、壊れているものもあるため捨てる際はどうすればいいのか調べてみました。
私が住んでいる八王子市の分別ガイドブックの品目には「加熱式たばこ」や「電子たばこ」は書かれていませんが、充電して使うものなので小型家電にあたり不燃ごみに出すと考えられます。小型家電は電池を外して、本体は不燃ごみ、電池は有害ごみに分別することとなっています。また、リチウムイオン電池などの充電式電池の場合は市では収集できないものとなっていますので、家電量販店やホームセンターなどのリサイクル協力店に設置されているリサイクルボックスに出すこととなっています。
さて、加熱式たばこにはもちろん充電式電池が使われていますので、当然外して分別しなければなりません。加熱式たばこの本体を見てみると、ネジなどはなく、どう分解するのか悩みます。どうしても充電式電池をはずすのなら、フチにマイナスドライバーなどを刺して、トンカチでたたいて無理やり破壊するくらいしないとはずせなそうですが、この方法は不安があります。リチウムイオン電池などの充電式電池はキズつけたり、衝撃を与えることで発火する恐れがあるからです。このため一旦我が家では捨てるのを見送ることになりました。
日頃から使用している充電式の小型家電はコードレス掃除機や電気シェーバーなどたくさんありますが、捨てるときの電池の分別については、慎重に行う必要があります。分別が難しいときは無理せずに販売店やお住まいの市のごみ担当窓口に相談することをお勧めします。