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清掃工場だより 7月号
清掃工場だより 「困った不法投棄」
我が家では今年度から保育園の送り迎えと通勤のために電動自転車を購入しました。坂道も力強くサポートしてくれるので、軽快に走れ、気分もよくなります。しかし、道を走っていると時々不法投棄らしきものが目に入り不快な気持ちになることがあります。気になって調べてみると全国で約3.6万t(平成29年度)の不法投棄があり、量自体は減ってきているようですが、無くならないのが現状のようです。(出典:環境省http://www.env.go.jp/press/106291.html)
さて、不法投棄をされたらどういった対応をすればよいのか、こちらも気になって調べてみたところ、原則として、土地の所有者が対応しなければならないそうです。道路や公園などの公有地の場合は市や都、国など管理者に連絡すると対処してくれるそうですが、自宅などの私有地の場合は、お住まいの方が捨てた人に処分を請求するか、捨てた人が見つからない場合は、自分で処分する必要があるそうです。住んでいる自治体によっては相談に乗ってもらえる場合もあるようですが、悪質な場合などは警察に通報をしたほうがよいそうです。
不法投棄に対する罰則も強化されてきたり(個人の場合:5年以下の懲役/1千万円以下の罰金または併科)、自治体も見回りを強化したりするなど、対策を行っていますが無くならない現状があります。
不法投棄をされないためには、ごみを捨てにくい環境を作ることが重要です。看板や監視カメラなど費用が掛かる対策もありますが、土地をきれいに保つことも効果的だそうです。私もこの記事を書きながら、夏までに自宅の雑草の処理を行おうと思います。