焼却施設説明 (1)

 

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1. プラットホーム

収集車で搬入した可燃ごみは、計量した後、プラットホームからごみピットへ投入します。バンカーゲートは車両が近づくと自動的に開くセンサーを装備しています。もちろん、臭気の外部への漏洩を防ぐために、室内を負圧にするとともに出入り口にはエアカーテンを設けています。

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2. ごみピットとごみクレーン

ごみピットの容量は7,200m3。ごみクレーンはごみホッパにごみを投入し、またピット内の撹拌など高度な運転が全自動で行えます。ごみピットの臭気は吸引し、燃焼用空気として炉のなかで燃焼・分解して脱臭します。

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3. 焼却炉

炉床はごみを効果的に混合・撹拌できる階段状火格子です。燃焼ガス温度が850~950℃となるように自動燃焼制御して、ダイオキシンなどの発生を抑制しています。また、アンモニア吹き込みによる無触媒脱硝処理設備も備えています。

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6. ボイラ

ごみが燃焼するときの熱を有効利用するために、自然循環式ボイラを設けています。燃焼エネルギーを効率よく回収することができ、更にボイラで熱を吸収することで排ガスの温度を下げます。

 

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