掲載日
清掃工場だより 6月号
「食品ロスを減らしましょう」
皆さん「食品ロス」って知っていますか?
まだ食べられるのに捨てられている食べ物のことで、日本では年間約632万トンにもなります。これは1人当たり毎日お茶碗1杯分のご飯の量を捨てているのと同じです。
食品ロスは色々なところで発生しています。飲食店では食べ残した料理、スーパーなどでは賞味期限、消費期限を超えた食品、そして、家庭では食べ残しや古くなった食品など食品ロス全体の約半数にあたる年間約302万トンが捨てられています。とてももったいないですね。
「もったいない」といえば・・・ ノーベル平和賞を受賞したケニア人女性のワンガリ・マータイさんが2005年に来日した際に感銘を受けたのが「もったいない」という日本語でした。外国語にはない言葉で訳すことができないそうです。素晴らしい言葉ですね。
ではどうすれば食品ロスを減らすことができるでしょうか。食品を買うときには買いすぎたりしない。料理は食べられる量だけを作る。外食では食べ残しがないように食べられる量の料理を注文し、持ち帰ることができる店の場合は持ち帰るなど。
しかし、大切なことは「もったいない」という気持ちを持つことだと思います。スーパーで買い物をしているとき、料理をしているとき、レストランで食事をしているとき「もったいない」という気持ちが自然と感じられるようになれば食品ロスは少なくなると思います。