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清掃工場だより 12月号
「工場内の省エネについて」
最近、省エネ効果のあるLED照明をご使用のご家庭も徐々に増えていると思われます。店頭でも多種多様なLED照明器具が販売されるようになっており、以前に比べれば価格も下がってきたようです。
多摩清掃工場では、建設された当時の一般的な照明器具であった蛍光灯、水銀灯を使用していますが、大半は老朽化が進み交換の時期が来ています。
焼却炉の24時間運転に伴って工場内の一部では、常時点灯せざるを得ない場所があり、数年前からこのような箇所を優先して1,100本余りの蛍光管をLED管に取り替えています。
工場では、ごみの焼却によって発電した電気を売っていますが、蛍光管のLED化によって消費する電気を減らす事により、売電量を増やし、年間の売電金額が数百万円増収になっています。
LED管の価格は蛍光管に比べ割高ですが、寿命が長く、消費電力が少ないため、設備投資は数年で回収することができます。
引き続き蛍光管のLED化に加えて、水銀灯などについてもLED化を検討しており、今後は照明に限らず空調設備等あらゆる分野で更なる省エネ化を進めて、経費節減および温暖化防止に寄与する工場運営に努めてまいります。