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清掃工場だより 10月号

「ペーパータオルとハンドドライヤーどっちがエコ?」 

 みなさんは外出先のトイレで手を洗った後、濡れた手をどうしていますか?飲食店などでは備え付けのペーパータオルで手を拭いたり、ショッピングモールなどではハンドドライヤー(手を入れると強い風が出て水分を吹き飛ばしてくれるあれです)を使う人が多いのではないでしょうか。なかには、手をふるって自然乾燥するという人も… 
 そんなどこでも見かける便利なペーパータオルとハンドドライヤーですが、果たしてどっちがエコなんでしょうか。 
 まず、ペーパータオルは、立木1本(高さ8メートル、直径14センチメートル)から生産できる量は約2万枚といわれています。ペーパータオルは再生紙を使用している場合が多いため、必ずしも環境破壊につながるわけではありませんが、使用後のごみは収集運搬と焼却処理が必要で、そのためのコストとエネルギーが必要です。 
 一方のハンドドライヤーは、必要なのは電気で、その電気代は1カ月で100円前後とわずかです。しかし、発電の際にエネルギーが必要であったり、二酸化炭素が排出されます。 
 では、結局ペーパータオルとハンドドライヤーはどっちがエコなんでしょうか?結論としては、今まで一言も触れていませんが、紙も電気も使わないハンカチが一番!身だしなみの基本でもありますし、外出する時はハンカチを1枚携帯してみてはいかがでしょうか。