陶磁器製食器回収についてのお知らせ
エコにこセンターで回収した食器は岐阜県土岐市にある食器専用の粉砕機を持つ工場に運び、砂状にし、ふたたび食器をつくる原料の一部として使用されます。
また、新品や新品に近い食器は、持込者の許可を得てリユースします。
★回収に参加できる人 八王子市 町田市 多摩市在住の市民
★回収できる食器 回収に協力できる人の家庭で不用になった陶磁器製食器
新品でも、割れていても、欠けていてもかまいません。
ほこりを含めてきれいに洗い、よく乾かしてから持参してください。
★回収方法 すべて対面で回収します。
一つひとつ、その場でスタッフといっしょに確認していただき、対象外のものはお持ち帰りいただいています。
★回収期間 2017年度は2017年5月9日(火)~2018年3月21日(水)までです。
★回収時間 開館日の10時30分~16時30分
★お願い 予約は受け付けていませんので、お待ちいただく場合があります。
時間に余裕がある時にお持ちください。
■食器回収の「なぜ?」にお答えします
◆なぜ? その1
どうして汚れているとダメなの?どうせ粉にするんでしょ!
答え
エコにこセンターで回収した陶磁器製食器は岐阜県土岐市の粉砕工場に「資源」として持ち込みます。汚れているものが資源になりにくいことは、ペットボトルや缶などの回収と同じです。
また、粉砕するときには、細かい網目(ふるい)を通します。汚れ(ほこりを含む)は、この網目をふさいでしまう場合があり、資源化の効率が悪くなります。
エコにこセンターでは、スタッフが直接、手で回収しているため、汚れていると回収に手間がかかったり、特に食べ物が付着している場合には、保管中に虫が発生するなど、環境の悪化につながります。
洗って乾かしてお持ちください。長くしまっていた食器も必ず確認してからお持ちください。汚れている食器はその場でお返しします。
◆なぜ? その2
どうして陶器なのに食器だけが対象なの?
答え
エコにこセンターで回収した陶磁器製食器は再び食器の原料になります。というより、もっともグレードの高い原料づくりを目指しています。食器は直接、人の口や食べ物が触れるため、衛生面で心配のないような作り方をしてあります。
グレードの高い原料は、たとえ食器にならなくても用途はいろいろあります。でも、花びんや灰皿、衛生陶器(便器など)などが入ってしまうと、食器の原料にすることはできません。
食器リサイクルは全国でもまだまだ例の少ない事業です。私たちの地域が模範になるようにご協力をお願いいたします。
◆なぜ? その3
どうして三市(八王子市・町田市・多摩市)の人しか持ってきちゃいけないの?
答え
エコにこセンターは、三市の施設です。ごみや資源の回収は自分が住んでいる自治体のルールに沿って、その自治体の回収に出します。隣の市の分別方法が便利だからといって、自分が住んでいない市にごみを出すことはできません。
◆なぜ? その4
どうして割れた食器でもいいの?
答え
割れていても、欠けていても構わないのは、回収した陶磁器製食器を粉砕するからです。ただし、粉々になっている破片は、もともとの姿や用途を確認できないため、不燃ごみに出してください。破片の大きさがおおよそ2センチ以上の場合には、回収対象にしています。
◆なぜ? その5
どうしてリユース食器は20円均一なの?いろいろな種類や大きさがあるのに。
答え
エコにこセンターの食器回収はリサイクルをメインにした事業です。したがってどんなに高価なものであっても、持ち込まれた食器は原則としてすべて粉砕します。しかし、新品や同等の食器は持ち込んだ人、使いたい人の両方から要望があり、ランク付けすることなく、リユース食器として販売することにしました。
なお、リユースせず、持ち込んだ食器すべて(新品も含めて)をリサイクルしてほしいという方もいらっしゃいます。回収を担当するスタッフが新品等の食器を持参された場合「リユースしてもいいですか」と声をかけるようにしていますが、全量リサイクルを希望する場合にはぜひ一言、声がけをお願いします。
◆なぜ? その6
どうして、毎回アンケートを書くの?
答え
エコにこセンターは、八王子市・町田市・多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合の施設です。そこで、どの市の方にどのくらい利用していただいているのかを知りたくて回収をはじめたときからほぼ同じ項目で調査しています。ご協力をよろしくお願いいたします。なお、昨年度の集計は、8月ごろ、館内に掲示し発表します。
参考リンク
食器リサイクルネットワーク
グリーンライフ21・プロジェクト(GL21)
http://www.gl21.org/index.html
■回収できない食器(主なもの)
↑PDFで開きます。
■リサイクル陶土を使った陶芸体験
エコにこセンターでは、二種類の陶芸を体験できます。
陶芸体験教室
こうさくの時間“陶芸”ます。