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清掃工場だより 2月号

 

 

 「すごいぞ!現在のごみ処理」
             
 
 「現在のごみ処理は本当に無駄がなく、昔のイメージとは全然ちがうな~」と私は多摩清掃工場に勤務してたくさんの驚きを感じました。今回は多摩清掃工場のごみ処理について、私が感じた「3つの驚き」を紹介していきます。
 まず、1つ目に「ごみを燃やした熱の利用」です。
 当工場ではごみを燃やした熱を温水のプール熱源等に使用しているだけでなく、燃やした熱を利用して電気も作っています。作られた電気は工場内の電力に使用し、余った電力は売電しています。売電金額だけでもなんと1億円以上にもなるんです!!(驚)
 二つ目に「ごみを燃やしてできた灰」です。
 ごみを燃やすと灰になります。以前は灰を埋め立てていたのですが、現在は灰を100%セメント化して再利用しているため、可燃ごみの埋め立てはしてないんです。それだけでなく、ごみを燃やしてできた灰の中には金属が含まれているために資源としても売却できるんです!!(驚)
 三つ目に「不燃・粗大ごみの資源回収」です。
 当工場では不燃ごみ・粗大ごみを選別機等で資源と有害物を回収しています。選別機等で取り除けないような小さいごみは以前では埋め立てていましたが、現在はその小さいごみすらも焼却して、資源回収をしているんです!!(驚)
 以上で「3つの驚き」を紹介しましたが、現在のごみ処理は、想像以上に資源を有効活用しているなぁ~と感じた方も多いのではないでしょうか?
もっと知りたいと思った方は多摩清掃工場の見学に来てみてはいかがでしょうか!