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清掃工場だより11月号

ラグビーワールドカップの決勝戦が11月2日、今号発行の翌日行われます。皆様が小欄を読まれる頃には優勝チームが決まっているでしょうが、今日は予選で3連勝を果たした日本代表がベスト8を賭けスコットランドと対戦する日で、今は試合開始を待ちわびながらこの原稿を書いています。
とはいえ私は「にわかラグビーファン」でルールも詳しくありませんが、ボールを持って相手の陣地に攻め込みゴール(トライ)を目指すという競技のシンプルさに魅力を感じます。シンプルながら攻め方は実に多彩で「パス回しでつないで」とか「タックルに当たり負けせず中央突破」また「数人の選手が一団となりボールを運び込む(モール)」等々、時にはタックルされ倒れかけた味方選手に体当たりして、選手もろとも相手陣地に押し込み、ボールが少しでも前に進むようサポートしたりもします。
多彩な攻撃は私達を楽しませてくれますが、そうしたプレーの数々が、どこか我々の仕事に似た所があると感じることがあります。モールを組みボールを運ぶ姿は課題解決に向け皆が一丸となり知恵や力を出し合う、パスを回しながらゴールを目指す姿は仕事を後任にしっかり引き継ぎ途切れなく業務を進める、タックルされた味方選手への体当たり、サポートは仲間が困った時でも仕事が滞らぬよう全力で支援することに重なって見えます。
大活躍の日本代表にあやかり我々も一致団結、協力しながら良い仕事をしたいと思いますが、彼らの活躍が厳しいトレーニングに裏打ちされていることは、試合中継などでも紹介されているとおりです。日頃の準備、研究を怠りなく重ね、素晴らしい仕事ができるようにしなくてはと励まされる思いがします。
固い話になってしまいました。とにかく今夜は、定番のアイテム、ビールを片手に日本の活躍を応援、楽しみたいと思います。
ベスト8、そして「その先」を信じて!